肉と向き合う日々の中で、出会うたびに「やっぱり美味い」と感じるのが“ミスジ”。
一頭からわずかしか取れない希少部位ですが、その味わいは格別です。
本記事では、ミスジとはどんな部位か?美味しい食べ方は?という疑問にお答えします。
ミスジとは?どの部位にあるのか
ミスジは、牛の肩甲骨の内側にある肉です。
名前の由来は、断面に三本の筋(スジ)が見えることから。
- 一頭から数百グラム程度しか取れない
- サシが入りやすく、非常に柔らかい
- 赤身と脂のバランスがよく、焼肉店でも人気
ミスジの美味しい食べ方3選
1. シンプルに焼いて、塩と山葵で
素材の旨味をダイレクトに楽しむにはこれ。
表面をさっと焼いて、粗塩+山葵だけでいただきます。
ミスジの脂の甘みと赤身のコクが引き立つベストな組み合わせ。
2. すき焼きにする
ミスジは熱を通しても柔らかいため、すき焼きにも好相性。
甘辛い割下と絡むと、ごはんが止まりません。
3. 炙って握り寿司に
焼肉屋や肉割烹でよく見かける「ミスジの炙り寿司」。
さっと炙ってシャリにのせると、脂がとろけて極上の口どけに。
ここ鎌倉では、落ち着いた朝の時間に
ミスジと白米と味噌汁だけの贅沢な朝食を楽しむことも。
まとめ|ミスジは“バランスの名手”
ミスジは、ただ柔らかいだけの肉ではありません。
赤身の旨味・脂の甘み・食感のやわらかさという3つを兼ね備えたバランス型。
希少部位ではありますが、一度は味わってほしい逸品です。